中央線沿線の便利でお得な物件がある駅は?

似たような間取りなら、便利に生活できる環境が整っているエリアのほうが音区間は増しますし、同じくらいの家賃を捻出するなら、少しでも広いところに住みたいと考える人もいるでしょう。


賃貸物件を探すときの優先順位は、人それぞれに違うはずです。全体的な相場を見て、エリアを絞り、中で自分にあった物件を探す方法や、間取り・広さを基準にして広いエリアから理想的な暮らしを実現可能にする物件を狙っていく方法もあります。
ただ、賃貸物件はいわば水物。賃貸物件数を多くの中から選べるシーズンや、都市開発工事など、外的な理由によって紹介される数はタイミングと大きくかかわっています。
生活の拠点となる住まいのある場所を絞り込み、徐々にその範囲を広げていくという方法のほうが、理想の物件を逃さないコツかもしれません。

○中央線駅のある物件数が多いエリアの相場を知る
ファミリー層と、単身一人暮らしの人が求める間取りや家の広さは異なります。もちろん、家賃が安ければ一人暮らしでも広々とした賃貸物件を選びたいという人もいます。
いずれにしても、東京特に中央線沿線の各駅周辺エリアは、その利便性の高さがウリですし、プラスアルファで何を求めるか、ということを基準に住まいを選ぶと決断も早まります。
家賃の相場と、便利かつ住まいやすいことを条件にエリアを選ぶなら、やはりお勧めは「吉祥寺」「三鷹」でしょう。

●供給賃貸物件数と広さ・家賃を調べる
吉祥寺は、東京住まいで無い人にも知られるほどのオシャレな町。落ち着いた雰囲気と、生活のしやすさ、都心までのアクセスの良さ…全てを平均的にこなす、中央線駅沿いのなかでも超人気エリアです。
もちろん、住まいやすい条件が整っているということもありますが、吉祥寺には賃貸物件の供給量が他のエリアと比べて非常に多いというのも特徴です。
多くの物件から選択肢を広げて、理想に近い形の住まいを探すことができるというのは大きなポイント。
家賃相場はワンルームなら7万円台、夫婦で暮らすのに適している2DKの賃貸物件では11万円程度。単身者向けの賃貸物件戸数が中央線沿いの中でも多く(住宅供給公社物件で4700件ほど H23年データより)、お得感が強い傾向があります。

●単身者なら「中野」もアリ 相場と間取りは
アクセスの良さを最優先したいなら、中野駅周辺で、駅から少し離れた場所を探してみるのもおすすめです。都心部に近く、駅周辺の商店街も充実していて、生活のしやすさは申し分ありません。
ただ、家賃は単身向けアパートで6万円台後半、1LDKの間取り(マンション)になるとぐんと家賃は上昇して12万円台になり、人気がありながら賃貸物件数が非常に少ないのが難点です。
賃貸物件の相場と、仕事や学校へのアクセスを考えて幅広く物件を探してみると、供給数が少ない・相場が高いエリアでもお得な掘り出し物件に合えるかもしれません。

【著  者   長 岡  利 和】

 


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