土地やマイホームを購入する前というのは、わくわくしてとても楽しい気分ではないでしょうか。しかし、「物を購入するということ」というのは同時にそれを「管理しなくてはならない」義務が発生するように思います。その義務というのは、土地や建物でいえば固定資産税の支払いにあたります。よって、固定資産税と納税通知書が届いたときの対応方法(支払い方法)と領収書を紛失した場合の対応方法についてまとめてみました。
■固定資産税の支払い方法
固定資産税というのは、土地や建物に払う税金というのは分かると思います。しかし、固定資産税の支払いについて詳しく分かる人は多くはいないのではないではないでしょうか。この固定資産税の支払いというのは、年に4回あるのですが、支払いの期限というのは毎回同じというわけではないようですので納付書などを確認しましょう。また、4回分を一括でできる場合もあるようなので、市町村などに合わせて確認するといいでしょう。
固定資産税を支払うには、色々な支払い方法があります。
例えば一番多いのがコンビニエンスストア等での現金払いで、すぐに領収書がもらえるため便利です。その際には、納付書などを見て、支払いができるコンビニや金融機関なのかキチンと確認をしましょう。
また、市町村では自動振替による支払いをオススメしているようですので活用するのもいいとおもいます。メリットとしては支払いが遅れたりせず、また振替の手数料もかからないため忙しい人にうれしいシステムといえます。また、引き落とし履歴にも残り、役所では納税証明書を取得することで領収書に替えることができるため良いこと尽くめではないでしょうか。そして、銀行等の金融機関での窓口では、支払い後に納付書の一部半券を領収書の控えとして受け取ることができます。
このように支払いをした後には必ず領収書は忘れずに受け取りましょう。
また、近年納税を忘れずしてくれるようにクレジットカード決算を活用する市町村も増えてきているようです。この場合だと、領収書の発行はないようなのでカード履歴で確認することになります。
■支払い期限に間に合わない!どうする?
固定資産税の納付期限までに支払いができなかった場合どうした方がいいでしょうか。結論からいうと、できるだけ早く「支払えない理由」を説明し対応方法を相談することをオススメします。そうすることで、税金の減額、免除の申請の対象になったり、支払いを待ってくれる可能性があるからです。
■領収書を紛失!再発行はできるの?
結論からいうと、不正防止のために領収書の再発行は出来ないことになっています。もしなくしてしまった場合には役所で、納税証明書を請求することで確認できます。また、確定申告などで必要なものは課税明細書となりますので安心してください。(課税明細書は、年度の初めに納税通知書と一緒に送られてきます)そして、もし課税明細書をなくしてしまった際には、こちらも再発行は出来ないのですが、代わりに同じ内容の名寄帳の写しを発行することができるようですので、身分を証明できるものをもって役所までいきましょう。
■マイホーム管理者としての責任
いかがでしたか?もし、はじめてマイホームを購入した方であれば、これで納税通知書が届いたときでも慌てないで対応できるのではないでしょうか。また、マイホームを買って数年経っている人であっても、別の支払い方法があると確認できたと思います。
このように、土地や家を所有していれば必ず固定資産税というものは支払わなければいけません。後になって、支払うお金がないということにならないように自己管理は徹底して行うようにしてください。そうすることが、夢のマイホームの所有者(管理者)の責任であるといえます。
また、固定資産税のことについてお困りのことがございましたら気軽に、株式会社大和・アクタスまでご相談ください。