東京といえば都会の雑踏の中で、ビジネスマンや若者の文化にせわしないイメージがあるのではないでしょうか。
転勤や就職、進学で上京することになったという人は、これまでとは違った時間の流れや新しい物事に不安もあるでしょう。これから始まる東京ライフの癒しや楽しみに、ぜひ東京都内の観光を取り入れてみてください。
○中央線沿線には心休まる観光ポイントが
意外に自然や和やかな観光が、東京でも楽しめますよ。中央線沿線には、歴史や自然、文化を楽しむことができるスポットがあります。
毎日の忙しさの中に、安らぎを感じられる観光ポイントを探してみましょう。
●中央線沿線の自然と動物が楽しめる場所
中央線の中野駅・吉祥寺駅から程近くにある、「井の頭公園」は、その広さとスケールの大きさ、そして都会の中にある自然スポットとして、一年を通して訪れる人が多い観光スポットです。大正二年に設計された郊外公園で、その歴史を感じさせる日本庭園や景勝は非常に魅力的です。
動物園があるのも魅力のひとつ。家族でお散歩をしたり、まったりとデートを楽しむカップルがいたり、年代を問わず利用者が非常に多い公園です。井の頭池を周遊する散歩コースや、池のボートを利用してゆったりと時間をすごすことができます。
●三鷹駅を有名にした中央線観光の目玉スポット
日本を代表する映画製作会社「スタジオジブリ」の映画世界に登場するキャラクターにあえると評判の「三鷹の森ジブリ美術館」。開園当初は、入場制限や施設利用制限がかかったほどの人気振りでした。映画に出てくる独特の登場キャラクターをみに、ジブリ愛好家がこぞって出かけたくなるスポットです。
展示物の多さと、ミニシアターやカフェの評判がよく、小さな子どもから、映画を知る大人も充分に楽しめるということで、家族連れで訪れるという人も多いようです。
●県外観光者に人気があるあの場所へ
東京に住む人にとってはお役所という認識が強いかも知れませんが、東京観光をする県外の観光客に人気があるのが、じつは「東京都庁展望」なんです。公の建物であるため、バリアフリーも完備。その建物の高さと眺望は、東京都心を一望できるスケールの大きさで圧巻です。東京が地元になると、なかなか訪れようと思う機会も少なくなりますが、ぜひ一度東京の都政を担う場所を訪れてみるのもいいのではないでしょうか。
中央線沿線には都会とはかけ離れた、ゆったりとした時間をすごすことができる公園や施設がたくさんあります。心の潤いを取り戻しに、また忙しい毎日の小休憩として、このようなスポットを訪れてみると良いでしょう。